不動産に関するお悩みは、池袋駅より徒歩5分の東京不動産税務相談センターにお任せください。税務や不動産売買のご相談だけでなく、管理会社・物件の紹介、空室対策についてのアドバイスまで可能です。
事前予約があれば、土日祝祭日や夜間の時間帯でも対応いたしますので、平日にお時間が取れない方も安心してご相談下さい。
不動産投資は、手間のかからない手法であることから、サラリーマンが副業として取り組むケースもみられます。ただし、投資には多くの資金が必要となるので、大抵は融資によって不足分を補うこととなります。
現在では金融庁からの引き締めによって、金融機関における不動産の融資審査がより厳格化しました。しかしながら、このような状況でも、「サラリーマンは個人事業主よりも融資審査に通りやすい」といわれています。
それは何故でしょうか?
サラリーマンが融資に有利な理由
サラリーマンが融資審査に通りやすいのは「安定した収入があり返済能力が高い」と判断されるからです。
個人事業主の場合、会社に所属していないので、毎月の給与が保障されていません。状況によっては収益が不安定になる可能性もあり、金融機関にとってはリスクがあるのです。
安定性という側面から見て、サラリーマンは有利と言えるわけです。
サラリーマン投資家が注意するべき属性のポイント
ただし、サラリーマンだから誰でも有利になるわけではありません。
前回のコラムでも触れましたが、不動産投資における融資審査のポイントは以下の通りです。
- 属性
- 自己資金
- 物件の情報
つまり、サラリーマンであっても、自己資金額や物件の収益性、属性によって融資条件は大きく異なってくるのです。
特に違いが出てくるのは属性の部分です。サラリーマンでも、勤めている会社や年収、勤続年数などが違ってくるからです。
- 年収…年収が高いほど返済能力が高いと判断され、可能な融資額も上がる
勤務先…上場企業か中小企業かで倒産のリスクが変わるので、融資条件が変わる可能性も
年齢…定年退職間近の年齢だと、マイナスとなる可能性も
勤続年数…勤続年数が多い方が信用度は高い
その他にも
- 歩合給か固定給か(固定給の方が安定度が高い)
- 連帯保証人となる配偶者がいるかいないか
- 実家に住んでいるか(家賃支出があるか)
などの点も考慮される場合もあります。
審査基準が一律に決まっているわけではありませんが、返済能力は多方面から個別に判断されていることに注意しましょう。
融資成功率を上げるポイント
前述したポイントの他にも融資成功率を高められる部分があります。
(1)クレジットカードの限度額を下げる
クレジットカードやカードローンでの借り入れ・ショッピングをしていなくても、利用枠が残っているだけで審査に影響することがあります。
限度額を下げたり、使わないクレジットカードは解約したりすることで、少しでも属性評価を下げるリスクを減らすことができるでしょう。
(2)貯蓄を増やす
貯蓄は自己資金となるので、多ければ多いほど審査に有利となります。
ただし、借り入れを行って一時的に貯蓄を増えたようにする「見せ金」は通用しません。このような行為は金融機関からの信用を落とすことになるのでNGです。
貯蓄はすぐには増えません。そのため、不動産投資を思いついた時からコツコツと準備をしていくことも大切なのです。
(3)他の借り入れを整理する
既に住宅ローンやその他の不動産ローンを利用している場合、借り入れを整理することで審査に通過するケースもあります。
「繰り上げ返済を行う」「借り換えによって総返済額を減らす」といった収支改善をすれば、よい条件で融資を受けられる可能性もあるのです。
まとめ
安定性があるサラリーマンは金融機関に高く評価されやすく不動産投資の融資に有利です。審査ポイントを押さえれば、良い条件で融資を得ることも可能です。
なるべく良い条件で融資が受けられるように、自分の属性を良くする、自己資金を貯めるなど、しっかりと準備をしておきましょう。
確定申告や相続等、不動産に関するお悩みは池袋駅より徒歩5分の東京不動産税務相談センターまでご相談ください。 宅建士資格保有の不動産専門税理士が在籍しており、あらゆる悩みを解決いたします。
不動産管理法人設立のタイミングや節税に関するアドバイス、融資・借入のサポートや物件管理・資産管理、借り換えや買い替え等のご相談にも対応可能です。
まずは電話・メールにて初回相談をご予約ください。
電話:03-3987-5301【受付時間9:00~18:00】
メール:こちらからお願いいたします 【24時間受付】