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前回のコラムでは、所有している空き地を放置することにより様々なデメリットが生じることをご紹介いたしました。
土地は「空き地」の状態のままでは負の財産となるだけで、資産活用においては最悪の状態といえます。しかし、活用の仕方によっては税金が安くなったり、収入が得られたり、資産価値を高くすることも可能です。
本コラムでは空き地の活用方法について、いくつかのパターンをご紹介いたします。是非、一読した上で土地活用の参考にしてください。
土地活用方法の代表例
空き地には様々な活用方法がありますが、代表的なものは下記の通りです。
- 賃貸アパート、賃貸マンション経営
- 賃貸戸建経営
- 駐車場経営(月極駐車場やコインパーキング)
次章で一つずつ解説いたします。
賃貸アパート・マンション経営
土地活用の王道と言われる活用法です。入居者を募ることで、定期の家賃収入を得ることができます。立地が特に重要で、駅近の好立地であれば高額の収益が見込めます。
①メリット
- 高い収益性が見込める
- 耐震性、気密性、耐久性を持ち、資産価値もある
- 固定資産税や相続税などの節税効果が高い
②デメリット
- 初期投資額がかなりかかるため、リスクが大きい
- 減価償却期間が長期に渡る
- 一般的に35年返済と、借り入れ期間が長い
賃貸戸建経営
近年注目されている土地活用法です。足音や子どもの声などを気にせずにのびのびと暮らせる賃貸住宅はファミリー層に人気があります。
高い需要に対して供給が少ないエリアも多いので、高稼働が期待できます。
①メリット
- エリアによっては集合住宅よりも高稼働
- 高い賃料を得ることができる
- アパートやマンションと違って売却しやすい
- 固定資産税や相続税の節税効果が大きい
②デメリット
- 都心の場合は、アパートやマンションのほうが高収益を期待できる
駐車場経営
土地を駐車場にして貸し出すことで収入を得る土地活用方法です。
アパート経営等と比べると初期費用が少なくて済むこと、収益を得るために手のかかる管理をする必要がないことが利点です。
①メリット
- 初期費用が少なくて済む
- 地域によっては安定した収入を見込める
②デメリット
- 都市部や住宅地以外では、需要がない場合もある
- 固定資産税、相続税の軽減なし
土地利用法によって固定資産税は変わる
空き地における最大のデメリットは毎年支払わなければならない税金です。
しかし、土地活用によってはその税金負担を軽減することも可能です。
例を出すと、300m2の土地(固定資産税評価額15万円/m2)について各土地活用を行なった場合の固定資産税の税額は以下の通りです。
- アパート・マンションにした場合 300×15万円×1.4%×1/6=10万5,000円/年
駐車場にした場合 300×15万円×1.4%=63万円/年
貸店舗にした場合 300×15万円×1.4%=63万円/年
アパート・マンションを建設した場合、1戸あたりの敷地(敷地面積÷住戸数)が、200m2以下の場合、小規模住宅用地の評価軽減によって課税標準額が1/6になります。
節税対策を目的とした土地活用を行う場合は、このような制度も覚えておくべきです。
まとめ
土地活用方法の種類には様々なものがあって、それぞれにメリットとデメリットがあります。
もし、何もせずに負の財産となってしまっている土地があるのであれば、目的に合わせた活用方法を実行して、プラスの財産として役立ててください。
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